karashigoroshi、Sea Childなどのサポートメンバーとして活動している美織が「インディーズうたのおねえさん」のmioriiiとしてソロ活動をスタートした。
本日公開のMV「cotton#1」はmioriii初めてのアニメーション作品であり、動画を1枚ずつ線でなぞっていく技法「ロトスコープ」を用いて親子の触れ合いを描いた作品。何気ない「日常」における何気ない「一瞬」が温かい質感で描かれている。
■楽曲“cotton”のコンセプトは「触れる」経験
生まれた瞬間から両親やその他大勢と関わっていく中で経験する「触れる」こと。物心がつく前から様々な形で刻まれ、触れ合いで受け取った愛情が、大人になり経験する辛いことから救ってくれることがある。本作品はそうしたmioriiiの経験をもとにあえて白黒で描くことで、シンプルに各々の見方で入り込めるものに仕上がっている。
【mioriiiコメント】
こちらのソロプロジェクトですが、音楽活動から一歩踏み込んで、新たな分野である映像にも挑戦しています。我が身に喝を入れ直す意味で、自身の30歳の誕生日である9/28に公開するタイミングを合わせました。
楽曲“cotton”のコンセプトは「触れる」経験。生まれた瞬間から両親やその他大勢と関わっていく中で「触れる」という経験はわたしたちの記憶に、物心がつく前から様々な形で刻まれる。触れ合いで受け取った愛情が、大人になった今でも、辛い時期からふと救い出してくれることがあります。そうした自身の経験をもとに作られた本作品は、白黒で描くことによって、よりシンプルに各々の見方で入り込めるものに仕上がった。
今後も映像作品“cotton”をシリーズ化し、この赤ちゃんのあどけない表情を目にしたときのように、微笑まずにはいられなくなるような作品を作っていきたいと思っています。
【プロフィール】
mioriii(インディーズうたのおねえさん)
茨城県古河市で生まれ、4歳からピアノを始める。
大学では音楽療法やコンピューターミュージックを学びながら、
中学・高校の教員免許(音楽科)を取得。
2016年秋、自身の30歳の誕生日を境にインディーズうたのおねえさんを名乗り始める。
作曲においてはフィールドレコーディングした音や自分の声を重ねた手法を好む。
最近はプラネタリウムのBGM制作やナレーションにも携わりつつ、いくつかのバンドでサポートメンバーとして歌や鍵盤を担当している。
楽曲に関しては洋邦の音響系・エレクトロ系アーティストからの影響が大きく、mum、高木正勝、中村一義、ツジコノリコ、矢野顕子などをフェイバリットミュージシャンにあげている。
mioriii【HP】http://mioriii.tumblr.com/