【爆裂太鼓論#003】
どうもどうも!楠瀬タクヤです。
ドラムに於けるチューニングってのはギターやベースのそれとちょっと違って、「この音程にきっちり合わせる」とかチューナーのような機械がないので、ボンヤリしてませんか???
特にライブハウスでの対バンイベントなどにおいて、PAサイドで音を突き詰めて行く時間は皆無に等しいので、結果的に無難な方法になってしまうゆえに、EQやゲートで自動的に帯域や余韻を決めた音づくりになるんじゃないかな、と僕は考えています。
ただその短い時間にもコツを押さえたチューニングを施し、無駄な共鳴をカットすることが出来れば、更にいい音のために使える時間は増えるのではないでしょうか。
僕がレコーディングでもライブでも一番難しいな~と感じるのはフロアタムのチューニングです。
バスドラと物理的距離も近く、音域も近かったりするので、素っ頓狂なチューニングのままだとそれがそのまま一曲の間じゅう共鳴して邪魔になることが多いのですが、これを切ってやるのがなかなか難しい。
そんな時に使う必殺技は、
「ボトム側の中心に何かをぶら下げる」
例えばチューニングキーにスナッピー用の紐を通したものをガムテープで貼付ける。
下から引っ張る重力が程よく自然なミュート効果をもたらして、目から鱗ですよ!
演奏後はくれぐれも貼りっぱなしに注意して!笑
楠瀬タクヤ【SCRAMBLES】
DRUMMER playing with…清春 MEG 武藤彩未 藍井エイル 小野賢章 LF松 AARON Kimeru 斉藤秀翼 ゆず GReeeeN MDR etc… Works @《OVERCOME MUSIC》舞台、CM等音楽制作《SCRAMBLES》作曲,ドラム 《Sabão》