クリラボ

ドラムセットの組み立て方。

ドラムはセッティングで音が決まる!そう言っても過言でないほど、ドラムのセッティングは大事です。

いい音が出そうだな、と思ったら、叩いてみるとやはりいい音が出たり…

今回は基本的でありながら、かっこいいセッティングの方法を紹介します。

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バスドラムの組み立て方

1.まずドラムマットを敷きます

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2.バスドラムを中央の位置に置いてください

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この際、前後の関係は前から5cm程内側に置いてください。

この余白を作ることで、バスドラムを強く踏んでもずれにくくなります。

バスドラムの中に重りを入れるとよりGOOD!!音もグンと締まります!!
重いので腰に注意!!

3.バスドラムの脚を立てます

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脚は前に15度程傾けます。(最近のドラムはすでに溝が出来ていて、そこにカシャっとはめるだけで約15度に傾くようになっていることが多いです)

脚の長さは左右均等になるように注意し、バスドラムの下側に手のひらが入る程度にすると抜けの良い音が得られます。

地面にベタ付けでもOKです!!余韻が少なくなります。バンドのサウンドに合わせてセッティングしてみてください。

4.ドラムフットペダルを組み立てます

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ビーター固定ボルトを緩めてからビーターを固定します。

ビーターの長さはバスドラムの中心からやや上にあたるように調整してください。

ちなみにこのビーターもたくさん種類があるので少し紹介します。

フェルト=スポンジのような柔らかめな素材なので、丸い暖かな音が出ます。「ボンッ」とか「ドンッ」といった音が出るビーター界のオールラウンダーです。

プラスチック=硬い音が音が出るのと、皮のベチッとした音が足りない時よく使います。ロックとの相性が最高です。

木=プラスチックと同じく硬い音が出るのはもちろん、重量が重い為、よりお重い音を出したい時に使います。

YAMAHAやPealからは両刀使い(片面がフェルト片面がプラスチック)できるビーターなんかもありますので、オススメですよ!!

5.バスドラムにドラムフットペダルを装着します

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ドラムフットペダルの、バスドラムフープ(枠)を挟み固定するネジを緩めてから装着し、その後ネジを締めて固定してください。

タムを付けた状態でペダルを装着しようとすると、かなり重たいので、タムより先にペダルを付けましょう。

タムの組み立て方

6.タムホルダーの支柱をバスドラムのタムホルダー挿入ベースに挿入し固定します

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後で高さは微調整するので、この段階では高めで固定しておくとGOOD!!(バスドラとタムがぶつかって取り付けできなかったり、傷つく原因にもなります)

7.タムホルダーにハイタム、ロータムを装着します

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高さ、角度はお好みで微調整。(一般的な傾きは15度程度)

8.フロアタムに脚棒を3本通します

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脚受け金具に3本の脚を取り付けます。※この時、脚の曲がった部分は円周に対して直角に出るように気をつけてください。

高さ、角度をお好みで調整します。

イス(ドラムスローン)の組み立て方

9.三脚部を十分に開き、シートを装着します。

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安定するように三脚部は十分に開きます。

高さは、座った時膝が90度に曲がるくらいが一般的ですが、お好みに合わせて調整してください。

スネアスタンド、ハイハットスタンドの組み立て方

10.スネアスタンドを組み立て、スネアを挟みます 

不安定にならない程度に狭く開きます。

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三脚部を開きすぎると、フットペダルやハットスタンドの邪魔になりやすいので注意。

スネアを挟み込む回転レバーを回して、スネアを挟み込みます。

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高さ、角度はお好みですが、一般的なのは、演奏時に手が腿(もも)に当たらないように打面は自分の腿(もも)より5cm程度高くなるようにします。

角度は水平を基準にして叩きやすい角度を見つけていきますが、一般的には3度程手前に傾けます。

リムショットを多用する方であれば、水平に近い方が叩きやすいので水平もおすすめです。

11.ハイハットスタンドを組み立てます

 まず三脚部を開き、ハットペダルの下にあるロッドをスタンドフレームの直径5mm程度の穴に差し込みます。

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テンションロッドを下段パイプ内(ネジ穴があります)にクルクルと回して取り付けます。

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上段のパイプを下段のパイプに差し込み、好みの高さに調節、固定します。

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ハイハットクラッチをテンションロッドに取り付けます。

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※シンバル類は最後に取り付けます。

シンバルスタンドの組み立て方

12.シンバルスタンド(ストレート×2、ストレートブーム兼用スタンド×1)を組み立てます

ストレートスタンド(一般的にはクラッシュシンバル用として使います)の三脚部を不安定にならない程度に狭く開きます。

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お好みの高さに調整します。

ストレートブーム兼用スタンド(ライドシンバル用)の三脚部を大きく開きます。

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ライドシンバルのスタンドとして使う際は、三脚部を狭くしてしまうと、シンバルの重みで倒れる可能性があります。

ブーム部分を抜いて斜めにはめ直します。

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この際、三脚部とブームが同じ方向を向くようにすると叩いた衝撃に対し踏ん張りが効くようになり、より安定性が増します。

シンバル類の取り付け方

13.ハイハットを装着します

ハイハットシンバルのボトム(下)をスタンドの受け皿にのせます。

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ハイハットクラッチ一番下の固定ネジとフェルトを1つとります。

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ハイハットシンバルのトップに上からクラッチを通し、先ほど取り外したフェルトと固定ネジで挟み締め上げて固定します。

2枚のフェルトの間にシンバルを挟み固定した状態です。

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最後にテンションロッドに通し、ペダルを軽く踏み込み、ハイハットクラッチを固定したら完成です。

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ハイハットの上下の隙間は、ペダルを踏み込んでいない状態で3cm程度開く状態にするのが一般的です。

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14.クラッシュ/ライドシンバルを装着します

ネジとフェルトを1つ外しシンバルを装着します。

これもハイハットと同様にフェルトでシンバルを挟んだ状態にして、ネジを締めます。

ネジを強く締めればサスティーンは短く、逆に緩めれば伸びやかなサスティーンを得ることが出来ます。

15.最後に全体のセッティングを微調整をして、組み立ては完了です

すべての太鼓、シンバルが無理なく手を伸ばせば届くようにし、好みの高さ、角度に微調整をしてセッティング完了です!

一言

今回は基本的な組み立て方を紹介しました。これをベースに自分なりの工夫を加え、あなただけのオリジナルセッティングを見つけてみて下さい!

若山稔之

Convenienceのドラマー。SCRAMBLESではBiSHやPOP等、他様々なアーティストのレコーディングやライブサポートで活躍中。またGHOST ORACLE DRIVEのメンバーでもある。

Twitter:@toshikunorz

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