前回のコラムではアンプの主な機能や役割について書きました。
今回はアンプの音作り編です!
理想のサウンドとは
理想のサウンドは2つに分けることができます。
1.自分の好きなサウンド
自分が好き、カッコイイ、出したいと思うサウンド。
2.周りが求めるサウンド
バンドや楽曲の中で求められるサウンド。
自分の好みのサウンドが偶然バンドや楽曲の求める音にハマった時
音作りの方法
基本はフラット!
1.GAIN、MASTER、イコライザー(EQ)
多くのアンプは12時(真ん中)の位置がフラットになります。ただアンプによっては真ん中がフラットでないものも(特にEQは)
2.GAINとMASTERの調節。
基本的にフラットな状態なのでこの時点で無理のないバランスの取
しかしこの時点でピーク・ランプが常時付いていたり、
逆に小さ過ぎる場合はレベルを上げましょう。
そしてある程度GAINレベルが決まったら次はMASTERを適
GAINとMASTERの調節だけでサウンドの印象は変わります
・GAIN少なめ、MASTER多め=クリアな印象。
・GAIN多め、MASTER少なめ=
この段階で出来る限り理想に近づけることが大事です。
ここが甘いと後のEQで調整しようとしても難しくなります。
3.EQの設定。
GAINとMASTERが決まったらEQの調節に入ります。
例えば低音が出過ぎていてボーカルを始めアンサンブル全体がモヤ
ではどうやってぶつかっている帯域を探すのか。
答えはEQのツマミを極端に動かしてみることです。
思い切ってフルテンにしてみたり、逆にゼロにしてみましょう。
少しづつやってしまいがちですが段々耳が慣れてしまって変化が分かり辛くなりますので豪快にやるのが一番早いです。
帯域が見つかればあとは全体のバランスを見て下げていきます。
引き算から始めて、足らない部分を足していくイメージです。
(グラフィック・イコライザーも基本は同じ要領です。)
そして最後に再びMASTER音量を微調整します。
いくらベース側で音の調整をしても改善が見られない場合は他のパ
例:
・ギターの低音を下げてもらう。
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・
まとめ
基本は引き算と言いましたがバンドが売りにする全体のサウンドや
まずは実際にアンプを鳴らしてみてその特徴や傾向を知ることが一
坂内”Nori-P”孟紀
Convenienceのベーシスト。
Twitter : @take_4bass








