PHONONとは?
知る人ぞ知る“Made in Japan”モニターヘッドフォンブランドで、我らSCRAMBLESクリエイターの使用率は、なんとほぼ全員!日々お世話になっている、とっても素晴らしいプロダクトメーカーです。
音楽制作をする上でこんなにいい製品を知らない人がいるのは勿体ない!そう考えたクリラボは、PHONONを代表する3製品を聴き比べ、徹底検証しました!
対象製品
・SMB-01
・SMB-02
・SMB-02 DS-DAC EDITION
↑ SMB-01,,SMB-02,SMB-02 DS-DAC EDITION (L→R)
検証方法
・ROCK、EDM、POPS、JAZZ…ジャンルの異なる4種類のハイレゾ音源をそれぞれの製品で試聴した。
使用楽曲
・(Rock)Cryun’/Aerosmith
・(EDM)Wasted/Tiësto featuring MatthewKoma
・(POPS)Sunday Morning/Maroon5
・(JAZZ)Don’t Know Why/Norah Jones
検証結果
『SMB-01』
パワフルな低域サウンドでEDM、HipHop、4つ打ち系、低域重視のモニタリングをするユーザーにオススメ!低域重視ではあるが全体のバランスは良いので、バンド系でも各楽器にハリがあり、特にROCK系には使いやすい。装着感では、形が似ているのでSonyのMDR系から乗り換えやすい!?と思われる。ただし密閉感はこちらのほうが強いのと、サウンドのキャラは全く別物。
・主にクラブ系向き
・低域の処理がし易い
・装着感は密閉が増したMDR系
『SMB-02』
後発機種らしく、モニター・ヘッドフォンとしてバランスが良く、オールジャンルの制作、ミックス、マスタリング、DJなどの用途にオススメ。中低域が出やすいので、バンド系をミックスする際は、ギター、ベースの被る音域が聴こえづらいことも。そのことを頭に入れてEQ調整してあげよう。また本体の重量が軽く装着感が良いのも特徴。
・オールラウンダー
・中低域が強め
・重量が軽く長時間の作業でも疲れにくい
『SMB-02 DS-DAC EDITION』
3機種の中では最も上品で、音の分離・定位が良いのが特徴。音の解像度が高く、VOの吐息がリアルに感じられるほど…楽器数の多いアンサンブルのミックスやリスニングにオススメ。ハイの抜けが良いので、それに合わせて中低域を足し算してしまいそうになるが、出しすぎには要注意!ただ慣れてしまえば問題無く使用できるだろう。
・音の分離・定位が良い
・高域が抜ける
・形状はSMB-02と同じ
検証は以上!結果についてはあくまで検証員の意見なのであしからず。気になった方はショップへGO!是非、自分の耳で確かめてみて欲しい。
PHONON HP http://www.phonon-inc.com/
検証員
平シンジ、田仲圭太(SCRAMBLES)