クリラボ

【Event】RED BULL STUDIO TOKYO X NATIVE INSTRUMENTS

Red Bullが運営するレコーディングスタジオRED BULL STUDIO TOKYO」がオープンしたことを記念して2/27~3/1に様々なイベントが開催されました。

そのイベントの中で2/28に開催されたRed BullとNative Instrumentsのコラボイベント「Red Bull Studios Tokyo x NATIVE INSTRUMENTS present STUDIO SPECIAL」にお邪魔してきました

P-20150301-00033_News

最近のRed BullはRed Bull Music Academyなど、育成を含めた独自の方法で音楽シーンを元気にする動きが活発で、近い将来ここからビックアーティストが出てくる予感がゾクゾクします!

Red Bull Music Academy(レッドブル・ミュージック・アカデミー)とは?

レッドブル・ミュージック・アカデミーは、世界を巡る音楽ワークショップとフェスティバルのシリーズ。現在の音楽のあり方を変えていく人々のためのプラットフォームです。

世界各地から選ばれたプロデューサー、ヴォーカリスト、DJ、楽器の演奏家など、独自に音楽を追究する30名の参加者から成る2組のグループが、毎年新しい都市において各2週間開催される音楽学校に参加します。内容にはレコーディング・セッション、著名な音楽関係者によるレクチャー、コラボレーション、そしてその街で最高峰のクラブやコンサート会場でのパフォーマンスが含まれます。それは、科学研究室とバビロンの空中庭園とKraftwerkのプライベート・スタジオを足して3つで割ったような場所を想像してもらえば、きっとかなり近いでしょう。

最後の例えはイマイチしっくりきませんが…アーティストが創作に没頭できる環境が整っている、ということですね!素晴らしい!

この日はNative Instruments KOMPLETE KONTROLSシリーズを使った音楽制作ワークショップが主な内容で、人気オンラインDTMスクールSleepfreaksの代表 金谷氏によるレクチャーと、ゲストにDE DE MOUSEとChip Tanakaを迎えたトークが催されました。(上の写真の通り、立ち見有りの満員状態!)

P-20150301-00034_News

(L→R) Chip Tanaka、DE DE MOUSE

個人的な気になりどころは新製品のアコギ音源SESSION GUITARIST。アコギが苦手な方(自分もですが)にはかなり魅力のあるものに思えました。

ワークショップの後は地下のライブスペースDDD AOYAMA CROSS THEATERにてDE DE MOUSE&Chip Tanakaによるスペシャルセッションライブ!

P-20150301-00032_bokashi

MASCHINEを二人で叩き合う姿は圧倒的で鳥肌ものでした。

またイベント中、エントランスに面白いシステムの展示とシュールな絵が。

P-20150301-00025_News

ざっくり言うと、ただ囲碁を行っているのではなくMASCHINEのステップシーケンサーをコントロールするシステム「IGO MASCHINE」を用いて碁盤上の石の位置を認識して音を出してくれるというシステム。(ネーミングが素晴らしい!笑)シンプルな内容ながらNIの高い技術力を感じられますね!

音楽をカルチャーとして見つめ直し、シーンの再構築を進める「Red Bull」、

新しい技術と発想で制作のインスピレーションを刺激する「Native Instruments」

アプローチは異なりますが共通するのはどちらも、クリエイトする側を支える姿勢であり、また、現代に音楽がどうあるべきなのか、どうやって使われることが一番ハッピーなのか、真摯に考えアクションしているな、と感じました。こういった動きがもっと広がり、重なることで、業界のムードもどんどん明るくなるのでは!?と期待を胸にしつつ、自分もやってやろう!そんな想いにさせてくれた素晴らしいイベントでした。また行きたい!!(平シンジ)

P-20150301-00042_News

URL :
TRACKBACK URL :
Return Top