AWA、LINE MUSIC、dヒッツ、Apple Music、Google Play Musicなど音楽ストリーミング系サービスが盛り上がる中で、やっとか!とにかくその一言。あまり声を大にして言えないけどちょこちょこと海外版を使っていた身としては待ち望んでいたニュース。本格的なスタートは11月とのこと。タイトルでつられた人はごめんなさい。サービス内容などはニュースサイトで大量に出ているのでそっちでよろしくです。
日本で流行るか!?というとたぶん流行る。Apple Musicと2強になると思う。AWA、LINE MUSICはちょっと勝てない気がする。(dヒッツは私auなので知りません)料金や曲数など目に見える部分ではそこまで差はないと思う。
じゃあなぜ?感覚的な話であれだけど、単にカッコいい。そう感じる部分が海外勢にはあって日本勢にはない。プロモーションで何を推しとしたかの違いかもしれない。日本人はまじめだから、曲数が他より多い!とか安い!など誰もが平等に得をするところ=目に見えるところをアピールする傾向がある気がする。(これはストリーミングだけじゃなく、あらゆるところでだけど)でも、そもそも曲数が多い方がいいのはサービスの性格から当たり前なことだし、安いほうがいいのも当たり前。別に驚かないぞ?
それより大事なのは音楽がどうやって感動体験を生み出すのか、とか音楽の性質を理解した上でどう使えば使い手が楽しめるのか、みたいなところの作り込みじゃないかと思う。音楽好きに刺さるツボ。ちょっと勝てないと感じるのはこの辺の経験値、想像力の差なのかなと思う。
このサービスを使うのは音楽好きな人なわけで。そもそも音楽への興味が強くないなら無料で聞く手段はたくさんあるし、そこにある曲数なんて無限レベル。国内サービスは自称音楽好きのサラリーマンがユーザーのことを考えて頑張って作りました!って感じで、海外サービスは音楽ジャンキーが自分達がもっと音楽を楽しむにはどうしたらいいかを考えたらこうなったぜ!的な印象。サラリーマン対ミュージシャンみたいなイメージだ。よく分からないかもしれないけどそう感じる。
とはいえサービスなんて自分が好きなものを使えばいいし、Spotifyも空けてみたら全然ダメでした!ってこともあり得る。そうなると死んじゃうってことでもないので、とりあえず登録して使ってみようと思う。
平シンジ
【SCRAMBLES】音楽クリエイターとして楽曲提供と音楽情報サイト「クリラボ」編集長。
Twitter : @shinjiro69