映画界が「君の名は。」で大盛り上がりの中、やってくれました。まさかの告知無しの新曲発売。
『ANOTHER STARTING LINE』今日(10/5)現在はタワレコやTSUTAYAなどの店舗でしか販売されていないようです。
絶頂期に活動休止してから約16年、2011年に活動を再開してからいつ出してくれるのか?長年ヤキモキしていたファンの期待をいい意味で裏切り、半ばパニックになった人も多いんじゃないでしょうか。(←自分のこと)
やったことは「告知をしない」「CDショップだけで販売する」とシンプルだけど、これはなかなか真似できないこと。Hi-STANDARDとファンとの繋がりが強いからこそできたことじゃないかと思う。
昨日の渋谷タワレコはすごいことになっていた。
入口付近のブースは何か事件でも起きたか?というレベルの人だかり。
みんな子供のような顔をして、嬉しそうにCDを手に取っていく。
レジは手の中にあるCDをまじまじと見ながらニヤニヤしている人で長蛇の列。
もはやライブか、と思うほどのエネルギーが漂っていた。
このとんでもない熱量のなかで思ったこと。
世の中は「モノ」から「コト」を求める時代に…最近よく聞くフレーズだけれども、音楽に関してはもともと「コト」が本質にあって、CDなどのモノはあくまでその中のひとつ、だということ。当たり前なんだけど、すごく大事だ。
ちなみにレコーディングは以前クリラボでも取材したことのある「RED BULL STUDIO TOKYO」みたいですよ。
・【Event】RED BULL STUDIO TOKYO X NATIVE INSTRUMENTS
・Red Bull Studios x NATIVE INSTRUMENTS
平シンジ
【SCRAMBLES】音楽クリエイターとして楽曲提供と音楽情報サイト「クリラボ」編集長。
Twitter : @shinjiro69