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編集長コラム:実録!和室での音楽制作について

どーも、編集長の平です。

近年、機材の進化で自宅でもかなりレベルの高い音楽制作が出来る時代になりましたね。

とはいえ、自分の部屋って環境としてどうなんだろう?、もっと良くするにはどうすればいいんだろう?など疑問や悩みは尽きないものです。。。

そんな中、一つテーマを挙げます!

「和室と洋室、どっちが音楽制作に向いてるか」

現在、自分は和室環境で制作していますが、以前は洋室でした。

部屋によって音はどう変わるのか!?を実体験を踏まえて書いておきます。

引っ越し先の部屋選びや今の制作環境にお悩みの方に向け参考になれば幸いです。

【洋→和で感じること】

 

①音の反響が減った!

主な要因は「障子」です。

洋室の時を思い返すと、床・天井を除くと壁(9割)と窓のカーテン(1割)に囲まれていました。

今はというと、壁(3割)と障子(7割)になっています。

※天井の高さはほぼ同じ、壁はどちらも特別な加工のない普通の壁

引っ越した当初、使い慣れたスピーカーでいつも通りの設定で音を出したとき、「あれ?音が地味になった?」と感じたのをよく覚えています。

よくよく考えてみると、音の反射を抑えるには吸収が必要なわけで、障子と窓の間にある空間の空気の層がその役目をしているのでは?と推測できます。

注)あくまで吸音しているだけなので、外には漏れます。ダダ漏れです。

 

 ②なんか落ち着く。

日本人だからですかね。

 

【現状の感想】

和室になってからだいぶ経ちますが、どちらが制作に適しているか、は正直好みだと思います。そももそ反響があってはダメなのか!?というと、そんなことはなく、どんな有名スタジオも必ず音の反射はあります。ただ、反射のさせ方にかなり工夫がされているので、「反響を含めた聴こえ方」が重要なのです。

注)跳ね過ぎはモニタリングし辛くなります。

ちなみに日本の「侘・寂」に気づき、なんと!お寺にスタジオを構えちゃってるエンジニアもいます。

MI7 Japan – PreSonus Studio Oneストーリー|山口泰 

注)日本が誇る世界的なエンジニアさんです。

まとめ

・和室のほうが音の反響が少ない

・反響の大小は好み

・反響ある前提での跳ねさせ方が重要

跳ねさせ方は分かりやすい例だと、スピーカーの背側の壁に毛布を設置する、カーテンを遮音仕様にする、部屋の角に反射板を置く、などなど色々あるので個人レベルでも身近なところから試行錯誤してみると意外と変化があって楽しいですよ!

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以上!内容はあくまで個人の感想なのはあしからず…でわ!

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